今月、成田空港で、覚醒剤およそ3キロ、末端の密売価格で2億円分を袋に小分けして体に巻きつけ、香港から密輸しようとしたとして中国人の男が逮捕・起訴されました。
逮捕・起訴されたのは、香港に住む中国人の徐偉明被告(25)です。
成田税関支署などによりますと、徐被告は、今月6日、香港から成田空港に到着した際、覚醒剤およそ3キロ、末端の密売価格で2億円分を密輸しようとしたとして、覚醒剤取締法違反などの罪に問われています。
税関などの調べでは、覚醒剤は17個の袋に小分けされラップフィルムで腹などに巻きつけられていたということです。
税関によりますと、調べに対して、徐被告は「知らない男に運搬を頼まれた。
違法薬物とわかっていたが、借金があり、日本円で60万円余りの報酬ほしさに引き受けてしまった」と供述しているということです。
税関などは、密輸を指示した人物が背後にいると見て詳しく調べています。
2016/10/27 17:33